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この一ヶ月でこの先の進路を決定する。
今ある夢への真っ直ぐな道を進めるか、
イギリスで4年間学ぶ道をあきらめ、国内で大学院を目指すか、
お金を貯めて将来またチャレンジするか、
どう転んでも、やはり児童文学に到達するのは変わらない。
翻訳学校を出てすぐ働くつもりでいたのに、あの先生と出逢ってしまった。
ここまで来れたのも、その先生の存在と大好きな本に囲まれた環境のお陰であろうと思う。
今の夢を見つけることができたのは、
私を支えてくれている大好きな人たちがくれた大きな安らぎに他ならない。
同時に初めて感じた恐怖でもある。
そこに触れてしまったらきっと今までの自分が壊れてしまうだろう。
しかし、その感情が芽生えたことで今までずっと隠れて怯えていた本当の自分が顔を出したのだ。
幼い頃からの家庭環境で積み重なった、
ちょっとやそっとでは動かせない壁が幾十にも隔たっているのだろう。
そこに寄りかかっていたのは自分ひとりだけであった。
それが今、
自ら重ねてきた分厚い壁をみんなが外側から一枚一枚取り除いてくれている。
みんなに出逢えていなかったらなどと考えると、恐ろしくてたまらない。
きっとこの先、大きすぎて誰もが気付かず通り過ぎてしまうくらいの
ただの壁になっていたかもしれない。
中から叫ぼうにも外へは私の声は外に届かないだろう。
叫ぶ力さえ自分のために使ってしまっているかもしれない。
何を大げさなという言葉が聞こえてきそうであるが、
私は真剣である。
人生の岐路に立った今、そんなことを考えたんだ。
何よりもまず、
父親を説得できるだけの情報と熱意をどれだけストレートに伝えられるかを考えなくてはいけない。
数年先までの細かい計画、イギリスを選ぶ理由、留学の利点と帰国後の進路。
学費資金、奨学金などの金銭的な内容。
そして、児童文学に対する熱意。
今回の壁を迎えてやっと原点に戻って考える事ができた。
自分が選んだ進路は一生定職に就けない覚悟を持たなくてはならない。
正直に言ってまだ踏み出せずにいる。
しかし、まだまだ森が見えていないだけだ。
夏まで時間がないのだし、躊躇している暇はない。
今こそ自分の人生に向き合う時がきたのだ。
そのためにも、いま、やるべきことがたくさんある。
まずは先生方にメールをする。
そして今度の日曜、神宮輝夫先生の講演会で自身の夢を確かめるのだ。
大好きな人たちがそばにいてくれたから、ここまでたどり着くことができた。
心身ともにぐらぐらしている時にそっと手を差し伸べ、優しい言葉で包んでくれた。
こんな時もし独りで考え込んでいたならば、
天から降ってきた岩の下で苦しむ悟空のようになっていたかもしれない。
(あ、ということは…みんなが三蔵法師なのか)
嗚咽ながらに流したたくさんの涙は無駄じゃなかったと思えることが出来たよ。
本当にありがとう。
これからの将来設計を考える大事な時。
初心に向き合うことができた。
それだけでも幸せなのだと思わなくてはいけない。
自分を見失わないよう、
しっかり地に足をつけて考えよう。
生きてく為に泣くこともある
それがあたしを強くするならば
これも一番の幸せなんです
『シアワセ/aiko』
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