寄り道したっていいじゃない ~from Canterbury~
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
この記事にコメントする
Now
UK Now
カレンダー
04 | 2024/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
最新記事
(02/26)
(02/26)
(02/25)
(02/25)
(02/24)
(02/24)
(02/23)
Plofile
HN:
かばん
性別:
女性
Mail
ayu_bkbg@hotmail.co.jp
Thank You!!
最新コメント
[02/26 トム(36歳・3年生)]
[02/24 michi]
[02/23 hahiu]
[02/22 hahiu]
[02/22 Endeavor]
[02/20 hahiu]
カテゴリー
アーカイブ
Books
ブログ内検索
カウンター
クリック募金
(`・ω・)ノ 電源切る前にポチ
1クリック×8サイト×1週間=8円
1クリック×8サイト×1か月=240円
1クリック×8サイト×1年間=2880円
1クリック×8サイト×1週間=8円
1クリック×8サイト×1か月=240円
1クリック×8サイト×1年間=2880円
ランキング
ロンドン留学中、表紙に惹かれ買った一冊。初めて最後まで読みきった洋書。自閉症で数学と物理の天才少年の成長物語なので、文章はかなり論理的な文章で理解しやすい。英語勉強中の自分が楽しめたので、洋書初心者の人には自信を持って薦めることができる。イラストも入っていて彼の頭の中を優しく解説してくれるのも楽しみの一つである。彼の視点から描かれる人間社会は強すぎるようで脆く、曖昧な存在。また人が当たり前と思っていることは、彼にとっては論理がないため全くのナンセンス。ところどころにあるそんな表現に思わず固まってしまうだろう。文字通り、目からウロコ*また自分の決めたルールに沿っての生活や雨の描写もかなり衝撃的であった。自閉症の男の子の内面をのぞかせてもらえる本であり、すべてが新鮮に感じられた。
ある日犬が殺された現場に出くわしたクリスは犯人探しを決意する。学校の先生からこの事件を本にするよう勧められ、捜査を開始するが表に出てくるのはショッキングなことばかり。社会の波にもまれ、大人の嘘に翻弄され、彼はその度自分の世界に引きこもる。物語最後の彼のセリフはどんな格言よりもわたしの心に響いた。
一冊は保存用、二冊目は読み込み用、三冊目は友人に貸すようで用意したい本である。
そしてこれはぜひ、英語で読んでほしい!!!!
読み終わったら今度はAudio CDでクリストファーの世界を堪能してほしい。 イギリス人の男子が朗読したもので、本物のイギリス英語が聞ける、ものすごく自然でまるで目の前でお話を聞かせてくれているように思える。こちら