寄り道したっていいじゃない ~from Canterbury~
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予備校の人たちと久しぶりに飲みに行った。
私だけクラスが違うので少し寂しかったのでやや嬉しい自分。
いや~。盛り上がったわ。
みんな専攻分野が違うから話が弾んでとんでもない所へ行ってしまう。
それが心地良いんだなぁ。
一人はジェンダーと福祉
一人は音楽(音響)
一人は環境科学?
一人は児童文学
みんな現実と戦っている。
IELTSのスコアだったり、進路だったり、今の状態だったり、恋愛だったり…
私があちらの大学でついていけるか不安だと漏らしたら、
「興味ある分野なら楽しいし、辛くはないでしょ?」と姉さま。
確かにそうだ。
最近はそんな当たり前のことさえも忘れていた。
少し前はあまり気にかけていなかったのに…
日本にいるのはあと3ヶ月という期限が見えたからかしら。
大学のHPを見て恐れおののいていたのかもね。
特に最近興味を持った心理学なんてさ。
文献やら指定図書やら…難しそうな単語が並んでいた。
ま、大学に入るまであと一年あるんだ。勉強できる。
とにかく今は、日本語で読める本をできるだけ読んでおこう。
もちろん、英語に触れながら…
私だけクラスが違うので少し寂しかったのでやや嬉しい自分。
いや~。盛り上がったわ。
みんな専攻分野が違うから話が弾んでとんでもない所へ行ってしまう。
それが心地良いんだなぁ。
一人はジェンダーと福祉
一人は音楽(音響)
一人は環境科学?
一人は児童文学
みんな現実と戦っている。
IELTSのスコアだったり、進路だったり、今の状態だったり、恋愛だったり…
私があちらの大学でついていけるか不安だと漏らしたら、
「興味ある分野なら楽しいし、辛くはないでしょ?」と姉さま。
確かにそうだ。
最近はそんな当たり前のことさえも忘れていた。
少し前はあまり気にかけていなかったのに…
日本にいるのはあと3ヶ月という期限が見えたからかしら。
大学のHPを見て恐れおののいていたのかもね。
特に最近興味を持った心理学なんてさ。
文献やら指定図書やら…難しそうな単語が並んでいた。
ま、大学に入るまであと一年あるんだ。勉強できる。
とにかく今は、日本語で読める本をできるだけ読んでおこう。
もちろん、英語に触れながら…

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Dreamgirlsを見てきた。
あそこまで惹きつけられた映画は久しぶり。
始終、良くも悪くも心が躍っていた。
ストーリーは無視して部分的に考えさせられたこと。
陳腐な日本語と語彙力と表現力の欠如は…見逃して。
かなり偏ってはいるが…ご勘弁を
1)ジェンダー
・エフィ(ドリームガールズ)を取り巻く男と世間の目に苛立ち。売れっ子ジェームズとドリーメッツが最初に出会うシーン、数字を出すため絶対的な条件は”見てくれ”としてエフィをリードから外すシーン、怒りで顔が火照る(この瞬間は彼女の性格や業界のルールなどは頭になかった)。
・生産社会を生き抜く男を格好良く撮っている監督に舌打ち。私がそう見えただけだが…(結局、この映画を作ったのも大多数が男性である。)CCの魂のこもった音楽を受け入れなかったカーティスにfelt pity。同時に女の定義を「商品価値=性的対象(綺麗に言えば”愛”であろうか)」とする男たちに軽い殺気。リードを勤めるディーナの声と彼女の心にナイフを突き立てるカーティスの心の汚れに目は細くなる一方。
・女が一人で生きていく上で、男の存在が絶対であるかのようなシーンに歯軋り。それが現代社会であるから何も言えない。
2)エフィ
・彼女の自信を根こそぎ(いや、根は残っていた)奪ってしまったのは何だったのか?栄光の後に向けられた冷ややかな視線、業界の求める女性像、夢を追い求める仲間…愛する人の裏切り、女一人で子供を育てていかねばならない現実…。彼女を支えていた強い精神、夢を諦めずに努力ができたのも、堂々と自身の愛を公言できたのも、世間の波にも負けずに歌えることができたのも、それが全て崩れ去ってしまった。
・外見重視でリードを外されるという痛すぎるパンチに残った「あざ」。これによって自暴自棄になり、体も壊し、自分のアイデンティティを失う。仲間にも裏切られる。しかし、自分の性格にも問題があるのは明らかであるから、その葛藤も彼女の再出発の歌で怖いくらいにうまく表現されていた。彼女に残った現実はあまりにも酷過ぎるものばかり。
私の中にあるエフィ像が表に出た。
リードを外されたあたりから涙が止まらなかった。
3)人種差別
この映画ではあまり感じられなかった内容だが、
やはり所々に当時の白人社会を垣間見ることができた。
4)音楽業界の裏側
すべての元凶はここにあり。印象に残ったのがエフィを説得するための”美しい”曲をみんなが歌うシーン。に激しい疑問を感じた。(だが現実を考えると致し方ない)
エフィばかり述べてきたが、全てのキャストが主人公のように描かれていて、落ち目がない。愛すべきキャラクターが揃っている。後半は前半に比べてストーリー展開が速かったので薄っぺらな部分があったのが残念だが、音楽とキャストそれぞれの人間的部分が現れていて、前半を振り返らせる内容であった。
そして、何と言っても”音楽”在りきである。毎日サントラCDを聴いているが、これほど価値のあるものは今までなかったように思う。←自己統計(笑)ドリームガールズとしてデビューする前のバックコーラス”ドリーメッツ”の歌も大好きだ。彼女たちの努力の結晶を知っているからこそ、サントラでも同じ感動が得られる。ジェームズの歌の変化やCCの音楽センスのクオリティの高さは素人の私にも影響大。これは観直す時はヘッドフォンを用意しなくてはいかんね。
この映画を見て本当にいろんな事を考えた。
結果として、強烈に印象に残った最高のエンターテイメントになった。
あそこまで惹きつけられた映画は久しぶり。
始終、良くも悪くも心が躍っていた。
ストーリーは無視して部分的に考えさせられたこと。
陳腐な日本語と語彙力と表現力の欠如は…見逃して。
かなり偏ってはいるが…ご勘弁を

1)ジェンダー
・エフィ(ドリームガールズ)を取り巻く男と世間の目に苛立ち。売れっ子ジェームズとドリーメッツが最初に出会うシーン、数字を出すため絶対的な条件は”見てくれ”としてエフィをリードから外すシーン、怒りで顔が火照る(この瞬間は彼女の性格や業界のルールなどは頭になかった)。
・生産社会を生き抜く男を格好良く撮っている監督に舌打ち。私がそう見えただけだが…(結局、この映画を作ったのも大多数が男性である。)CCの魂のこもった音楽を受け入れなかったカーティスにfelt pity。同時に女の定義を「商品価値=性的対象(綺麗に言えば”愛”であろうか)」とする男たちに軽い殺気。リードを勤めるディーナの声と彼女の心にナイフを突き立てるカーティスの心の汚れに目は細くなる一方。
・女が一人で生きていく上で、男の存在が絶対であるかのようなシーンに歯軋り。それが現代社会であるから何も言えない。
2)エフィ
・彼女の自信を根こそぎ(いや、根は残っていた)奪ってしまったのは何だったのか?栄光の後に向けられた冷ややかな視線、業界の求める女性像、夢を追い求める仲間…愛する人の裏切り、女一人で子供を育てていかねばならない現実…。彼女を支えていた強い精神、夢を諦めずに努力ができたのも、堂々と自身の愛を公言できたのも、世間の波にも負けずに歌えることができたのも、それが全て崩れ去ってしまった。
・外見重視でリードを外されるという痛すぎるパンチに残った「あざ」。これによって自暴自棄になり、体も壊し、自分のアイデンティティを失う。仲間にも裏切られる。しかし、自分の性格にも問題があるのは明らかであるから、その葛藤も彼女の再出発の歌で怖いくらいにうまく表現されていた。彼女に残った現実はあまりにも酷過ぎるものばかり。
私の中にあるエフィ像が表に出た。
リードを外されたあたりから涙が止まらなかった。
3)人種差別
この映画ではあまり感じられなかった内容だが、
やはり所々に当時の白人社会を垣間見ることができた。
4)音楽業界の裏側
すべての元凶はここにあり。印象に残ったのがエフィを説得するための”美しい”曲をみんなが歌うシーン。に激しい疑問を感じた。(だが現実を考えると致し方ない)
エフィばかり述べてきたが、全てのキャストが主人公のように描かれていて、落ち目がない。愛すべきキャラクターが揃っている。後半は前半に比べてストーリー展開が速かったので薄っぺらな部分があったのが残念だが、音楽とキャストそれぞれの人間的部分が現れていて、前半を振り返らせる内容であった。
そして、何と言っても”音楽”在りきである。毎日サントラCDを聴いているが、これほど価値のあるものは今までなかったように思う。←自己統計(笑)ドリームガールズとしてデビューする前のバックコーラス”ドリーメッツ”の歌も大好きだ。彼女たちの努力の結晶を知っているからこそ、サントラでも同じ感動が得られる。ジェームズの歌の変化やCCの音楽センスのクオリティの高さは素人の私にも影響大。これは観直す時はヘッドフォンを用意しなくてはいかんね。
この映画を見て本当にいろんな事を考えた。
結果として、強烈に印象に残った最高のエンターテイメントになった。
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ロンドン留学中、表紙に惹かれ買った一冊。初めて最後まで読みきった洋書。自閉症で数学と物理の天才少年の成長物語なので、文章はかなり論理的な文章で理解しやすい。英語勉強中の自分が楽しめたので、洋書初心者の人には自信を持って薦めることができる。イラストも入っていて彼の頭の中を優しく解説してくれるのも楽しみの一つである。彼の視点から描かれる人間社会は強すぎるようで脆く、曖昧な存在。また人が当たり前と思っていることは、彼にとっては論理がないため全くのナンセンス。ところどころにあるそんな表現に思わず固まってしまうだろう。文字通り、目からウロコ*また自分の決めたルールに沿っての生活や雨の描写もかなり衝撃的であった。自閉症の男の子の内面をのぞかせてもらえる本であり、すべてが新鮮に感じられた。
ある日犬が殺された現場に出くわしたクリスは犯人探しを決意する。学校の先生からこの事件を本にするよう勧められ、捜査を開始するが表に出てくるのはショッキングなことばかり。社会の波にもまれ、大人の嘘に翻弄され、彼はその度自分の世界に引きこもる。物語最後の彼のセリフはどんな格言よりもわたしの心に響いた。
一冊は保存用、二冊目は読み込み用、三冊目は友人に貸すようで用意したい本である。
そしてこれはぜひ、英語で読んでほしい!!!!
読み終わったら今度はAudio CDでクリストファーの世界を堪能してほしい。 イギリス人の男子が朗読したもので、本物のイギリス英語が聞ける、ものすごく自然でまるで目の前でお話を聞かせてくれているように思える。こちら