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寄り道したっていいじゃない ~from Canterbury~
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みなさんこんばんは、かばんです。

今回はプレゼンが終わりましたよ、のご報告。


簡単に写真で失礼いたします。


一枚目はみんなでプレゼンルームで最終調整をしているところ。

この部屋を使うのは2回目です。




左にもう一人いるんだけど、入らなかった。

みんなは明日の本番を待つのみ。


二枚目は最終調整直後のかばん、図書館のカフェにて。

まだ終わってなかったのよー




今夜のスタッフは時々見かける女子、トワイライトを読んでいたみたい。

馴染みの顔の彼女がいると、ちょっと嬉しいかばんです。


で、カフェが閉まるギリギリ9時45分までいて、それから上のパソコンルームに移動しました。

で、結局また図書館が閉まるギリギリ11時45分まで勉強スペースにいたんだ。


三枚目は図書館からの帰り道、部屋のある敷地内にて。




雪が降っていたのよー

フラッシュが反射して素敵ね。


四枚目はお部屋から。




だいぶ積もってるねー(朝には溶けていました)


さてさて、肝心のプレゼンですが・・・

まあ、、、最初のグループだしいいんでない?という具合の完成度。

内容が内容なので、面白い!プレゼンに仕上げるには難しく、

クラスメイトはさぞかしつまらなかったことでしょう・・・


そう言う意味では、私は何とか短く、シンプルに、

ある程度の楽しみ(日本の題材)を入れたので、

ほんの少しは良かったのかなー。


ちなみに私の担当はMoorish Legacy(学問)とMoorish  Womanについて。

アラビア数字や一部のスペイン語の語源はこの時代から、だそうで・・・

虐げられた時代もあるけれど、やはり多大な影響を及ぼしているイスラム教徒、

新たな知識をたくさん得られました。


今回はアルフォンソ皇帝のアカデミック政策を例に出しました。



画像は…ウィキピディアから…


6世はイスラム教徒の女性と結婚し、イスラム、ユダヤの博士たちを招き、

彼らにアラビックを教えたとか。


8世は1214年にスペイン初の大学、パレンシア大学を創設、

これにより、クリスチャンへの影響がさらに広がったとか。


10世の代になると、多くの学術書がアラビックからラテン、ローマ語に翻訳されたとか。

特に科学、哲学、芸術関連ね。


ムーア女性は(コメントから引用)

当時のムーア女性の聡明さ、文化価値の理解力、家族や政治の世界での権力に出会い、それを当時の日本人女性(平安時代ですね)と比べました。

今回取り上げたのは紫式部、政治には強い力を持っていなかったが、800の詩を含む10万語にも及ぶ源氏物語を書いた、ギリシャ女性は文化、都市化が進んでいたが、数は少なかった。一方、英国女性は17世紀になっても読み書きをほとんどしていなかった。国ごとの違いに少々驚きました。


です (。-`ω´-)

こちらがパワーポイントのスライドに入れた写真↓








画像はgoogle検索から。


まあ時々噛んでしまったのはスクリプトが直前にできあがったからです。

はい、すみませんでした。。。

ハイスコアはいりません、私はパスがほしいのです。。。


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ごくろうさまでした
ごくろうさまでした。間に合って良かったですね。紫式部ですか。良いですねえ。私も高校の古文の時間でもっとちゃんと勉強しとけばよかったな、と後悔してます。なぜ日本では女性文学が早くから発達したのか、考えると面白いです。また西欧にもMarie de Franceとか、Christine de Pizanとか、初期の女流作家もいるので、比較することも出来ます。これらの人はヒスパニックとは言えませんが。私は読んでませんが、多分この分野の比較文学研究書として役に立ちそうな本があります:
Barbara Stevenson, Cynthia Ho eds., "Crossing the Bridge: Comparative Essays on Medieval European and Heian Japanese Women Writers" (Macmillan 2000)
残念ながら、ケント大学は学部もないし、専門家もいないので、日本文学関連の本は無いようです。
レス、結構ですから休養なさって下さい。Yoshi
Yoshi 2009/02/14(Sat)18:21:32 edit
無題
平安時代の文学は歌をしたためたお手紙が欠かせないよね。
彼女らのお手紙によって噂話は恐ろしい勢いで広まったし笑。プレゼン面白そう。
hahiu 2009/02/15(Sun)03:20:21 edit
俳句>Yoshi
Yoshiさん

温かいお言葉ありがとうございます。
本当ギリギリでしたが、ネイティブに交じってのプレゼン、留学生一人ということで緊張しました。結果はどうであれ、なかなか経験できないことですものね、素直に「お疲れさん」と思います。

古文・俳句は皮肉?にも何も希望を持たずに通った短大にて、ほんの少しですがある程度の知識を得ました。授業では主に万葉集でしたが、百近くの俳句を書写し、感想を述べるといったものでした。当時は少々流れ作業のようになっていましたが、今考えれば貴重な授業だったように思います。同時に絵巻もたくさん見せてもらいましたからね。実家に帰ったら昔のノートをひっくり返してみようと思います。

私もなぜ女性文学が早く発達したのか、かなり興味があります、ひらがなも女性文字ですしね。どうにかして先生に連絡を取ってみようと思います。余談ですが、イギリス人の友人に「行間を読む」の例として芭蕉の「古池や蛙飛び込む水の音」を教えたら、とても興味深かった様子でした。その時はなぜ日本人は空気を読めるのかといった内容の話だったと思います。以前Takaoさんへのコメントにも書きましたが、女性作家の発達が影響してるのかなと、考えました。

Marie de France、Christine de Pizan、イタリアとフランスですか…知らなかった。。。残念ながらケントの図書館には置いていないようです。児童文学研究は女性作家との関連も深いようですし、いつか手に取る本になることでしょう。

ありがとうございました。
かばん 2009/02/15(Sun)22:55:57 edit
あさきゆめみし>hahiu
hahiuさん

女性のドロドロ人間関係、あんなに小さな「社会」での出来事をまとめた源氏物語は読む価値ありですよね。通い婚であったからこそ、何とも切ない歌が生まれたのでしょうし。また読みたいなぁ、あさきゆめみし。

プレゼン・・・面白くないですよ・・・至って普通の、学部ならではの、調べたことを話すだけの、幼いプレゼンだったかと思います。私は出来るだけ、比較を入れたのですが、何しろ他に比べて短かったのでスコアは低いでしょうね…
かばん 2009/02/16(Mon)01:45:04 edit
むずかしい問題ね
女流文学は、深く追求して行きますと、とても書ききれないですね。
変体仮名、かな文字、確かに、かな文字は、女性の文化を広げました。

それでも、やはり、簡単に言いますと、土佐日記あたりが、始まりでしょうか。
その影響は大きいと思います。

紫式部は、清少納言とも良く比較されますが、宮中にいた時期が、微妙に違っていたり、同じ時期とされていたり、また、名作(私が思っている)、枕の草子の枕の由来も、本当はわかっていない。
一番いやな訳し方は、ピローストーリー!
枕に頭をのせて、話しているみたいに取られるわね。
枕の草子は、固有名詞ですから、訳しても、「Makuranosoushi」ではないかしら。

また、紫式部は、自分の経験も織り交ぜて、源氏物語を書いたのでしょう。
その当時の政権争いなど、これは、今もって、研究される所以ですね。
研究者によって、違いますが、訳によっても、違いますね。

http://www.asahi.com/jinmyakuki/TKY200804210166.html
私は運よく、ここにあげた研究者の講義を受けることができました。
最初の藤村先生とは、職場もご一緒でした。

秋山先生が書かれてるように、藤村先生のお人柄は、高潔で、未だに私の、一番尊敬する方です。
文学も、詰まるところ、人です。

訳はたくさんありますが、やはり、原文で読まなければ、かばんちゃんの言う、行間が読めません。(でも原文など読んでいたら大変)

行間を読むのに、良い例を出しましたね。
俳句、和歌、この少ない文字の中に、1つの世界があり、それでなくてはならない言葉、で、作られたものです。

外国の女流文学との比較というのはしたことがありませんでした。
おもしろかったですよ。

キリがありませんね、まとまりなく・・・あらん、となりました。*o_ _)oバタッ
michi 2009/02/17(Tue)01:12:35 edit
女性の文学
Marie de FranceとChristine de Pizanはどちらもフランス語の作家です。ただ、Marieはブリテン島で活動した可能性が高く(ということで英文学でも仏文学でもあり)、Christineはお父さんがイタリア人だったと思います。

西欧でも女性は自分たちでお話を作って楽しんでいたに違いないですが、中世のものはほとんど残っていません。本学的女流文学の流れはブロンテなど19世紀からでしょうか。日本で大昔からたくさん女性が作った文学が残ったひとつの理由は、日本に和紙という素晴らしい紙と墨があった為かと想像します。ヨーロッパでは何しろ革(羊皮紙)ですから、ものをペンで書くのは容易ではないし、高価でもあったでしょうから。Yoshi
Yoshi 2009/02/17(Tue)03:33:06 edit
和紙
Yoshi さんが書かれていますように、西欧での本格的な女性の文学が残されているのは、ブロンテあたりの、19世紀ということになるのですね。
大変遅いことになりますね。

そういった点からみますと、和紙、墨、筆があったことは、本当に大きいですね。

その当時、やはり貴重なもので、表も裏も書かれているものが多いですね。

加えて身分の高い、道長あたりが、源氏物語を天皇に献上するために、和紙も特別なものをしつらえたりしたことなども、源氏物語が、しっかりとした形で、今に残っている要因の1つでしょうか。
宮廷と繋がったことで・・女流文学が早くから残っている。
全ての文学がそうではなくても、どこかで、繋がりがありますね。

枕草子もそうですね。

このあたりが、西欧と違ってくるのでしょうか。
比較した事がなかったものですから、詳しくは分かりません。
michi 2009/02/18(Wed)01:39:56 edit
Michiの書斎が懐かしい
Michi

私はまだまだMichiから学ばなくてはいけないことがたくさんあるね。ふふふ。

土佐日記か…いつか手にして覚えはあるけれど、読んだかどうかは記憶がありませぬ。いつかMichiの部屋の本をすべて読破するぞ。

ひと文字ひと文字に意味のある日本語の素晴らしさは、単語で表す英語とは違って(私にとって
)ものすごく魅力的。

文学部に入ってから、本や書き物に対する価値観がかなり変わって、今は入ってくるものすべてが新鮮に思える。貴重な経験だね。どの時代か、古代に存在する誰の影響を受けたのか、その時代にどんな影響を与えたのか、それを追うのが文学部の学部生のお勉強。それでも、やっぱり秋山先生や、Michiのおっしゃる通り、文学は人の書いたもの、つまるところ「人」なんだね。貴重な言葉を学びました。

今はエッセイのため!!原文と訳文を照らし合わせた作業をしているけれど、日本語で読む詩に魅力を感じるかと言われるとそうではない。やはり英語で読むからこそ、こうして大きく振り回され、こうして大きく愉しませてもらってる。

まだまだ話したい内容だけれど、私もきりがないのでこのへんで (゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)

ありがとう。
かばん 2009/02/21(Sat)19:33:15 edit
衝撃です>Yoshiさん
Yoshiさん

日本の古き良き文学が残っている大きな理由が「和紙」と「墨」というのは全く考えたことがありませんでした。欧州の女性物語が残っていない代りに、伝承物語が多いのかな、と考えました。教訓物語、つまりは対子供、そこには母親像がくっきりと浮かんだので。しかし想像で話を進めてはいけませんね。研究書を読む、それがこちらの大学にきて学んだこと。

>Marie de FranceとChristine de Pizanはどちらもフランス語の作家です。

すみません。お恥ずかしい。
フランス文学は少し読んでいるのですが、最近、ロマン主義の影響もあり、中世のものに興味を抱き始めたので、しっかりとリーディングリストに残しておきたいと思います。もう、かなりの量になっていますが、楽しみですね。
かばん 2009/02/21(Sat)19:44:14 edit
恋文>Michi
Michi

次から次へと知らないものがお二人から矢のように飛んできます。なんて恵まれているのでしょう。こんなブログでも残していて良かったと思う。

宮廷と女性の関係か…これが主な要因になるのかな。女性の地位が高かったとされる時代、彼女たちを射止めようと多くの恋文が出されたのは西洋で珍しいのかな。

うーむ。
面白いよ。
かばん 2009/02/21(Sat)19:49:25 edit
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夢は児童文学研究家
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