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寄り道したっていいじゃない ~from Canterbury~
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みなさんこんばんは。

先日、ついに「スターウォーズ」デビューを果たしたかばんです。

日本ではいかがお過ごしですか?


こちらは2時に夕陽を迎えるという、少し鬱な日々が続いております(´-д-`)

もうね、平均10℃で冬真っ盛りよ。

お味噌汁が美味しい季節です。

夜が長いのでついDVDに手が伸びてしまうのね。

ポンドが安いのでまた数枚買ってしまいました。

まあ、どれも授業に関係するものばかりだけどね。


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さてさて、今日のお題は「ロマン主義と児童文学」です。

英文学生らしいもの書かないとね、ってことで。。。

はじまりはじまり~。


先日「ロマン主義の子供時代に対する見解」というエッセイを提出したのね。

リーディングを進めるうちに、嬉しい発見がいくつかあったんだ。


ロマン主義が始まったとされる18世紀後半は

児童文学界がとてつもない拡大を進めていたらしいのよ(これは知ってた)

で、ロマン主義の詩人たちはこぞって「子供時代」の作品を世に生み出したんだって。


ロマン主義の中心的な関心は

「神」と「自然」「想像力」「幻想」など、個人の主観を重要視したもの。


それ以前の古典主義的な関心は

「教訓」「合理性」「バランス」など、社会において必要とされるもの。


なぜ「子供時代」に注目が集まったか。

かーーーんたんに説明すると、

それは、子供にしかない、想像力、純粋さ、無知さ、など

大人になったら消えてしまうものを子供はすべて持っているという考えに帰します。


例えば、ある詩人は子供は神、自然の申し子として世に送り出されるから、

生まれながらに光に満ちているけど、

青年や大人になると世の闇にまぎれて「子供」は消えてしまう、など。


そして大人はそれらを「神聖なもの」として捉え、

神や自然などといった詩の中に二つの世を繋ぐ者として子供を登場させ、

子供を「大人の父親」と世に訴えていた詩人もいました。


それと同時に、世界各国の「童話」が出版化されて、

それに刺激され、幻想的、超自然的な詩もさらに世に出回ったそうです。


この時代の「子供時代」に対する思想は、

ロマン主義、児童文学界、お互いに大きな影響を与えてたんだって。


だから、本当に小さなきっかけにすぎないけれど、

以前読んだG・マクドナルドの「ファンタスティス」「北風のうしろの国」

最初の一ページを理解できたような気がしました。

去年の7月15日に書いた日記の一部↓


今まで読んだ中で(ずいぶん浅いが)最も古いファンタジー作品であったと思う。

いや、G・マクドナルドの「ファンタステス―成年男女のための妖精物語」が一番か。

両者に共通しているのは、やはり太古から存在する大自然が舞台であったこと。

深い霧が立ち込める森や轟々と音を立てて走る川、生物を脅かす炎を吹く山々。

そこに妖精や種族が生まれ、そこで彼らの世界が何万年にも渡って厳かに続いている。



ロマン主義に関する書籍に、私が将来勉強したい

「指輪物語」のトールキンや、上記のG・マクドナルド、「不思議の国のアリス」のキャロル…

彼らの名前が出てきたんだ。


嬉しかったなぁ。

最近やっと英詩が「面白い」と思えてきた矢先だったから尚更です。

同時に、本当に無知だった自分に苦笑い ( ̄▽ ̄)のほほ


やるしかないのね → 


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おまけ

遠くからとったウサギさんたち。




大学にあるウサギの穴

MR. RABBIT !? (゚∀゚ )≡( ゚∀゚) WHERE ARE YOU ??

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自己紹介:
浪人・短大と心も体もふらふらした後にたどり着いた修行の場「翻訳学校」も単なる通過点であり、人生を決める出逢いを果たす幸運に恵まれる。寄り道ばかりしてきたが23歳にしてやっと自分の「夢道」を見つける。

夢は児童文学研究家
UKで英文学を学ぶ

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