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寄り道したっていいじゃない ~from Canterbury~
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みなさんこんばんは、かばんです。


いよいよ帰国が迫って参りました。

それなのに、いつもと変わらず、のんびり過ごしています(おい

やることが山のようにあるのにね…


帰国してすぐに「ヒスパニック文化」の授業でグループプレゼンあるし、

エッセイも迫ってきてるし、

日々のリーディングもたんまり、

なかなかできない英詩、英語のお勉強、授業の復習、などなど。


計画的にいきませう。


*****************************************************************************************


さて、今日のお題「大学新聞」です。

今の部屋だとなかなか勉強に集中できないので、

最近ご無沙汰だった図書館通いをまた始めました。


昨日の勉強道具は授業帰りで「文学と科学」のノートのみだったんだけど、

まあまあ、ぐちゃぐちゃのノートを書きなおし、自分なりにセミナーを振り返っていました。

それが終わり、さあどうしましょ、まだ帰りたくない、ってことで

図書館に散らばってる大学の新聞を読みました。


じゃん




トップ記事は学生のデモね。

ケントはヨーロピアンスタディ、及び政治、国際関係学も強いらしいので納得しました。

この分野はやっぱりイギリスは強いみたいね。

200人の学生、それに地元の人が加わり、「STOP THE WAR」と街をデモ行進したそうな。


国際関係を勉強していないので何とも言えないけれど、

こっちの、というか日本国外の発展国、はデモ行進が本当に多いよね。

つい最近だとフランスの労働者ストライキ、ロシア政府による経済政策の抗議運動、

最近は欧州が熱いね。


そして下には留学生の私にとって気になる記事が載っていました。




行動を起こしたのは、なんとケントの留学生1000人だそうな。

彼らが率いるのは国内から大学関係者450人、オンラインからは2300人。


3月から始まる新たな規約に対し、こちらもデモ行進がなされたそうです。

規約というのは、なんと、非EU国からイギリスに勉強しにくる学生は全員、

30ポンドを支払い、指紋付きのIDカードを発行しなければならないそうです。

・・・知らなかった ( ̄□ ̄;)


さて、なぜそんな理不尽な規律を作ったかというと、

それはずばり、入学手続きを行う大学側の怠惰対応の遅さから来ているそうな。

留学生に「指紋を提示しお金を払え」というのに暗示されているのは、

イギリスの大学(政府)が留学生の受け入れを拒否しているということ・・・らしい。


そりゃね、イギリスの学生に比べたら提出する書類は多いし、

ビザの更新や手続きなんか色々と面倒だけどさ・・・(てなことが理由らしい)

今まで思う存分、留学生からお金を巻き上げて(学費は3倍)

今度は受け入れ拒否ですか・・・


しかも入学事務所の怠惰対応の遅さからくる被害を吹っかけてくるなんてねえ

留学生からお金を巻き上げる国イギリス・・・


そしてその隣の記事には新しくできた寮の宣伝。。。

まったくねぇ。。。




何億もかけて作ったらしいよ、このヴァージニア・ウルフ寮・・・

お金はもちろん留学生の学費からでしょう。

夏には一応完成し、学生が入っていたみたいだけど、最近全部終わったらしい。


ちなみにうちの大学、イギリスの偉人たちの名前がカレッジについております。

ダーウィン(自然科学者)、ラザフォード(物理学者)、エリオット(作家)、ケインズ(経済学者)、

寮や事務所には上記のウルフ(作家)、タイラー(詩人)、マンデラ(政治家)などがあります。

※ ダーウィンとケント


さてさて、話戻ります。

そして皮肉にも、お次のページには「学費が高い!」というイギリス学生の悲痛の声




私ら留学生が払っている1年分の学費が彼らの3年分の学費・・・

イギリスにやってくる留学生は数十万人って言われてるけどさ・・・

何だか複雑です・・・


何かヒントはあるだろうかと、少し数字を並べてみるね。


イギリスの人口は約6千万人

日本の人口は約一億三千万人(イギリスの倍ね)


イギリスの大学進学率は64.8%(2001年)+パートタイムで41.9%(高いね)

日本の大学進学率は49.8%(2003年)

統計はここから


イギリスの大学は100校未満(公立1校を除き、全部が国立)

日本の大学は756校(国公私立/2008年)

統計はここから




だから何って??

私もよく分からない・・・(-゛-メ)
 
これとは全く別の世界を勉強しておりますので(言い訳)


でもね、数字は苦手ですが、こちらにいると結構頻繁に話すんだなこれが。

離婚率は?出生率は?収入平均は?喫煙率は?

なんてね、、、


あ、そうそう、イギリスと日本の人口推移について気になったページがあったのよ。

移民受け入れを積極的に行ってるイギリス、

出生率が下がり、一気に高齢化社会が進む日本、

60年後にはイギリスの人口が日本の人口を追い抜くらしい。


日本の人口難はよくニュースになっているけど、ここまでとはね。


新聞には他に、イスラエルに関する記事、ケント生のスポーツ功績、

大学院生の就職率アップ、エンタメ情報と講演会のお知らせなどが書いてありました。


線を引き引き、1時間かけてゆっくり読みました。


そのうちまたこの新聞からの記事をアップします。

どうぞよろしく。


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southamptonで勉強しているtmといいます。ずいぶん前から拝見させていただいておりましたが、はじめてコメントさせていただきます。
なんでもイギリスは先進国の中で唯一人口が増加し続ける国なんだそうですよ。私には、それがこの国が発展途上国である証拠にしか思えませんが(笑
ちなみに英国が国際政治で強いのは、国際政治学が英国生まれだからです。もちろん世界を牛耳って搾取の限りを尽くし、植民地学なんかもあったりした国だということもあるかもしれませんが。
今後もポイント制やスポンサー制度への移行などにより留学生や移住者に対する規制は強まるばかり。住みにくい世の中になったものです。こんな発展途上国(というか発展しようとすらしない国)ですが、なんとか頑張ろうじゃないですか。。。
tm 2009/02/01(Sun)04:25:26 edit
労働者フレンドリーな国?
こんにちは!確かに学校当局の対応の遅さも時には目に余るものがあります。単純比較は出来ませんが、日英の労働者にとってどちらの国が心地良いかと考えたことがあります。数年前、語学学校の講師達がストを起こし、エッセイの採点が暫らくされなかったことがありました。また、バスに乗っていたら、運転士が次の運転士に交代するためにバス停で20分も我々乗客を乗せたまま停止して、挙句の果てに後続のバスが来てしまい、運転士の掛け声とともに仕方なく乗り換えたりといったことも。教師や公共交通機関のストが盛んだったのは日本では昔の話。第二次世界大戦の最中でさえストを起こす国民、イギリス人。労働者の権利という視点から考えると日英ではどちらがフレンドリーか。日本の改革論者の中には日本ほど正社員が既得権益に守られている国はないという人も居ますし。難しいですね。興味深い新聞記事のアップ有難うございます!
あくちゃ 2009/02/01(Sun)09:57:06 edit
イギリス=発展途上国に賛成>tmさん
tmさん

はじめまして、かばんです。
せっかくコメントを頂いたのにレスが遅くなってすみませんでした。ずいぶん前から…ですか( ̄ω ̄;)(恥ずかしい記事を書いていませんように)どうもありがとうございます。

イギリスが唯一の人口が増加し続ける国、国際政治学を始めた国、というのは知りませんでした。どちらもとても興味深いですね。今まで問題なく?人口調整をしてきたのに、なぜ今になってここまで移民を受け入れるのでしょうね。土地や住宅も限られてるというのに。労働者のストライキを見ても移民受け入れはかなりネガティブのようですし。本当に摩訶不思議な国です。

発展しようとすらしない国、大いに納得です。

またいらしてくださいね、そしてまた色んな知識を教えていただけたらと思います。
かばん 2009/02/10(Tue)02:42:01 edit
懲り懲り>あくちゃさん
あくちゃさん

コメント、メールのレスが遅くなってすみませんでした。お元気にしていますでしょうか。

事務処理の遅さ、曖昧さ、丁寧さを欠く、は日本以外は当然のことのように思います。もちろんそうでない国もあると思いますが、やっぱり比較になりません。

ケントに来る前、ニューカッスルからがんでーションコースの合格通知をもらっていたのにも関わらず、後日「コースがなくなった」と連絡を受け(確かエージェントを通しての電話のみ)ました。結果としてはそれが良かったのですが、バタバタと再度候補を絞り、本当に振り回されました。もう懲り懲りですね。

労働者フレンドリーな国、労働者が守られている国、はやはり日本人の感覚からすればこちらでの報道には驚くばかりです。そろそろ将来のことを考えなくてはいけないのに、色々な情報が入ってきており、かなり考えさせられます。
かばん 2009/02/11(Wed)13:13:16 edit
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浪人・短大と心も体もふらふらした後にたどり着いた修行の場「翻訳学校」も単なる通過点であり、人生を決める出逢いを果たす幸運に恵まれる。寄り道ばかりしてきたが23歳にしてやっと自分の「夢道」を見つける。

夢は児童文学研究家
UKで英文学を学ぶ

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