寄り道したっていいじゃない ~from Canterbury~
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みなさんこんにちは、かばんです。
最近まーったく更新できんでごめんなさい。
先週末からここ数日まで、かなりバタバタしておりました。
さてさて今日のお題は「復讐劇~のまっき」でっす。
いやー、いよいよ来たわよ、授業内容よ。
毎週水曜日は「エリザベス朝演劇」のセミナーがある日なのね。
で、今回取り扱ったのは演劇世界では一番最初の「復讐悲劇」作品とも言える
「Spanish Tragedy」By Thomas Kydでした。
これはハムレットの作品と似ててね、というか、シェイクスピアがこれを種本にしたらしいんだ。
他にもベン・ジョンソンやマーロウも書いたらしいね(うぃきぴでぃあ
なので以前、日本語で読んだことがあったので入り易かったかな。
もちろん、セミナーリーダーから「シェイクスピアも読んでこい」と言われてたのよ。
が、DVDも原文もしっかり観れぬ、読めぬまま終わってしまった。。。
まあ、ここは頭を切り替えて、復習でしっかり読み込んでいくつもりさ。
しかも、スペインの悲劇、今回は日本語で読んだのです。。。
ルネッサンスの学術資料は英語で読んだけどね、そんなに量は多くないよね。。
ああ、本当に恥ずかしい。。。
さて、気を取り直しまして。。
授業ではグループディスカッションから始まったんだ。
「復讐」と「正義」について、違いや類似するものについて意見を出し合ったのさ。
去年は全く話せなかったわたすですが・・・
今年はなんとか、まあ話せるようになりました。
復讐は個人的な感情を含み、陰で行うもの。
正義は法律や世間に帰する、公的なもの。
自分の考えた内容とほぼ一緒で嬉しかった。
ただそれだけなのにね、嬉しいのよ。くすん。
さて、以下は、超簡単なあらすじです。
スペインとポルトガルの戦時中、捕らわれの身のポルトガルの王子(バルサザー)が敵方の女性(ベル・インペリア)に恋をして、それを実らせるために彼女の兄(ロレンゾ)が彼女の恋焦がれる男(ホレイショー)(その前はその友人、アンドレアは戦士))を暗殺して、それを目の当たりにした父親(ヒエロニモ)が深い哀しみの中で復讐に燃えるというお話。
最後は宮殿で開いた演劇で演技をする振りして、恋人を奪われたベル・インペリアと協力して、実際に敵を殺して復讐を果たした、と自ら命を絶とうとする。そして物語の最初から最後まで、アンドレアの亡霊と復讐の霊の会話が入って物語を見守っているというプロットです。
ものっすごい端折ったけど・・・許ちて( ̄ω ̄;)
あ、分かりにくい? ごほごほ
セミナーでは前半、リーダーが質問を投げかけ、キャラクターたちを分析していきました。
他に、政治的な要素(スペインの植民地開拓)だとか、
典型(女性はトラブルメーカー/リンゴを食べたイブ)なんかかな。
で、後半はハムレットと比較しながら、
当時の暴力や殺人についての見解だとか、
客席以外にいる、観客(劇中で劇があるから)の役割だとか、
劇のパフォーマンスについてだとかを見ていきました。

観るはずだったDVD (ソフィーはしっかり観れたらしい、リーダーが一緒なのさ)
他のクラスのセミナーリーダーはオンラインファイルに多くのリンクやファイルを載せてるけど、
うちのリーダー、ひとっつもファイルを載せてなくてね。
最初の頃はおいおい、しっかりしてよーなんてやきもきしたんだわ。
教えるのは初めてなんだ、とか言ってたPhd生でね。
だけど、毎回きちんと的を得たテーマと質問を飛ばしてくるのね。
一方的にでなく、ちゃんと学生と授業を進めていこうという意思が見えるので予習し甲斐があるのも良い。
つまりは収穫ありってことなのさ。うん。
演劇って面白いわね。
それでね、それでね、皆さんにご報告です。
かばん、3週目にしてこのモジュールで発言することができました!!!!
手を挙げてからですが、そんなの知ったこっちゃない。
こっちの学生はポンポン何でも話すからね、、、。
教育が違うのさ、教育が。。。
ドイツ人の友達も同じことを言ってたんだ、
「ああ、イギリス人学生の図太さは信じられない!」とね。
ドイツでは手を挙げて、指されてから発言するそうよ。
ちなみに彼女はアメリカ文学のセミナーで一緒なのさ。
さすがアメリカ文学、国際色豊かで年齢層もちーと広くなったね。
あ、演劇はイギリス人の中年女性がクラスにいるよ。
あ、発言内容はですね、
自分の気になるキャラクターについて、だったかな。
私は物語中に正義だ復讐だと血を流してるキャラクターたちを見守って、
最後の最後に復讐の霊が
「こいつには安らぎを、あいつには苦しみを、死で締めくくったが、またこっちの世界で果てしない悲劇が始まるのだ」 ← 要約
と、言っているのが、ああいいじゃなーい、こういうブラックなの好きよーと思ったので、
He's the only figure who's given justice to the characters wheares they struggle to judge themselves.
キャラクターたちが自分たちの立場に揺れている一方で、この役だけがキャラクターたちに正義を与えている、
てなことかな。うん。
ぱちぱちぱち。
さて、帰りはある学部のオフィスに用事があったんだけど、昼休みで開いてなくてね、
仕方ないので1時間ほど、図書館で今朝の授業ノートを書きなおしておりました。
これが

こんな感じ

最初のは矢印がたくさん引いてあったり、日本語がちらほら書いてあったりするのさ。
ノートに関してはまた後日書いてみようかね。
ではでは、最後までお付き合いありがとうございました。
おまけ
ふっ・・ふとん!!! うっしー必死

発言おめでとうクリック →
更新を怠っていたのにも関わらずたくさんポイントを頂いております。
本当にどうもありがとうございました!!!!
はい、そうです、、、もし出来たらまた今後とも応援クリックをして下さると嬉しいです。えへ
最近まーったく更新できんでごめんなさい。
先週末からここ数日まで、かなりバタバタしておりました。
さてさて今日のお題は「復讐劇~のまっき」でっす。
いやー、いよいよ来たわよ、授業内容よ。
毎週水曜日は「エリザベス朝演劇」のセミナーがある日なのね。
で、今回取り扱ったのは演劇世界では一番最初の「復讐悲劇」作品とも言える
「Spanish Tragedy」By Thomas Kydでした。
これはハムレットの作品と似ててね、というか、シェイクスピアがこれを種本にしたらしいんだ。
他にもベン・ジョンソンやマーロウも書いたらしいね(うぃきぴでぃあ
なので以前、日本語で読んだことがあったので入り易かったかな。
もちろん、セミナーリーダーから「シェイクスピアも読んでこい」と言われてたのよ。
が、DVDも原文もしっかり観れぬ、読めぬまま終わってしまった。。。
まあ、ここは頭を切り替えて、復習でしっかり読み込んでいくつもりさ。
しかも、スペインの悲劇、今回は日本語で読んだのです。。。
ルネッサンスの学術資料は英語で読んだけどね、そんなに量は多くないよね。。
ああ、本当に恥ずかしい。。。
さて、気を取り直しまして。。
授業ではグループディスカッションから始まったんだ。
「復讐」と「正義」について、違いや類似するものについて意見を出し合ったのさ。
去年は全く話せなかったわたすですが・・・
今年はなんとか、まあ話せるようになりました。
復讐は個人的な感情を含み、陰で行うもの。
正義は法律や世間に帰する、公的なもの。
自分の考えた内容とほぼ一緒で嬉しかった。
ただそれだけなのにね、嬉しいのよ。くすん。
さて、以下は、超簡単なあらすじです。
スペインとポルトガルの戦時中、捕らわれの身のポルトガルの王子(バルサザー)が敵方の女性(ベル・インペリア)に恋をして、それを実らせるために彼女の兄(ロレンゾ)が彼女の恋焦がれる男(ホレイショー)(その前はその友人、アンドレアは戦士))を暗殺して、それを目の当たりにした父親(ヒエロニモ)が深い哀しみの中で復讐に燃えるというお話。
最後は宮殿で開いた演劇で演技をする振りして、恋人を奪われたベル・インペリアと協力して、実際に敵を殺して復讐を果たした、と自ら命を絶とうとする。そして物語の最初から最後まで、アンドレアの亡霊と復讐の霊の会話が入って物語を見守っているというプロットです。
ものっすごい端折ったけど・・・許ちて( ̄ω ̄;)
あ、分かりにくい? ごほごほ
セミナーでは前半、リーダーが質問を投げかけ、キャラクターたちを分析していきました。
他に、政治的な要素(スペインの植民地開拓)だとか、
典型(女性はトラブルメーカー/リンゴを食べたイブ)なんかかな。
で、後半はハムレットと比較しながら、
当時の暴力や殺人についての見解だとか、
客席以外にいる、観客(劇中で劇があるから)の役割だとか、
劇のパフォーマンスについてだとかを見ていきました。
観るはずだったDVD (ソフィーはしっかり観れたらしい、リーダーが一緒なのさ)
他のクラスのセミナーリーダーはオンラインファイルに多くのリンクやファイルを載せてるけど、
うちのリーダー、ひとっつもファイルを載せてなくてね。
最初の頃はおいおい、しっかりしてよーなんてやきもきしたんだわ。
教えるのは初めてなんだ、とか言ってたPhd生でね。
だけど、毎回きちんと的を得たテーマと質問を飛ばしてくるのね。
一方的にでなく、ちゃんと学生と授業を進めていこうという意思が見えるので予習し甲斐があるのも良い。
つまりは収穫ありってことなのさ。うん。
演劇って面白いわね。
それでね、それでね、皆さんにご報告です。
かばん、3週目にしてこのモジュールで発言することができました!!!!
手を挙げてからですが、そんなの知ったこっちゃない。
こっちの学生はポンポン何でも話すからね、、、。
教育が違うのさ、教育が。。。
ドイツ人の友達も同じことを言ってたんだ、
「ああ、イギリス人学生の図太さは信じられない!」とね。
ドイツでは手を挙げて、指されてから発言するそうよ。
ちなみに彼女はアメリカ文学のセミナーで一緒なのさ。
さすがアメリカ文学、国際色豊かで年齢層もちーと広くなったね。
あ、演劇はイギリス人の中年女性がクラスにいるよ。
あ、発言内容はですね、
自分の気になるキャラクターについて、だったかな。
私は物語中に正義だ復讐だと血を流してるキャラクターたちを見守って、
最後の最後に復讐の霊が
「こいつには安らぎを、あいつには苦しみを、死で締めくくったが、またこっちの世界で果てしない悲劇が始まるのだ」 ← 要約
と、言っているのが、ああいいじゃなーい、こういうブラックなの好きよーと思ったので、
He's the only figure who's given justice to the characters wheares they struggle to judge themselves.
キャラクターたちが自分たちの立場に揺れている一方で、この役だけがキャラクターたちに正義を与えている、
てなことかな。うん。
ぱちぱちぱち。
さて、帰りはある学部のオフィスに用事があったんだけど、昼休みで開いてなくてね、
仕方ないので1時間ほど、図書館で今朝の授業ノートを書きなおしておりました。
これが
こんな感じ
最初のは矢印がたくさん引いてあったり、日本語がちらほら書いてあったりするのさ。
ノートに関してはまた後日書いてみようかね。
ではでは、最後までお付き合いありがとうございました。
おまけ
ふっ・・ふとん!!! うっしー必死
発言おめでとうクリック →
更新を怠っていたのにも関わらずたくさんポイントを頂いております。
本当にどうもありがとうございました!!!!
はい、そうです、、、もし出来たらまた今後とも応援クリックをして下さると嬉しいです。えへ
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hahiuさん
ぎいやーー!!!
どうもありがとうございます!!!
話しちゃったよー、半ばろれつ回ってなかったけど(おほほ
次こそは、ね。うん。
うん、日本の敵打ちは復讐であり、正義である。
これはどうやって伝えたらいいんだろう。。。うむむ。
義理、忠臣、成敗、、、うう、こそばゆい。。
かばん
無題
woooww!!お久しぶりでございます:))
かばんさんの予復習っぷり見習います。本当に文学を好まれてるからこそ腰も据えられる、そんな感じを受けましたw
私も同じ2年生なので、気合い入れて行きたいです☆ かばんさんに励まされますよ~本当に!
かばんさんの予復習っぷり見習います。本当に文学を好まれてるからこそ腰も据えられる、そんな感じを受けましたw
私も同じ2年生なので、気合い入れて行きたいです☆ かばんさんに励まされますよ~本当に!
まゆみさん
お久しぶりでございます!!
そちらは如何ですか??エコノミクスですよね。
2学年に上がってから変化はありました?
私は山あり谷あり滝あり小川ありです。
文学が好き・・・なのかな。
うまく説明できませんが、文学はどの分野にも枝を伸ばしている大きな木で、
私はそこに這いつくばる方向音痴のカブトムシといったところでしょうか。。。
あっちへこっちへ行ったり来たり、目の前の蜜だけを求めてチロチロ歩いてますよ。
(=ω=) おお、うめー。あれ、おれ今どこにいるんだ?ま、いっか。
(=ω=) おっ、こっちも行けるのか?ほっほーい♪
(=ω=) くそう、あっちの枝もうまそうなのに・・・まだこっちが終わってねーんだよう。
私もコメントを頂くことでgreatly励まされております。
もうエッセイタイトル出ました?
こちらは出ました・・・
頑張りましょう!!
かばん
飛べばいいのにねぇ飛べないんじゃ
そちらは如何ですか??エコノミクスですよね。
2学年に上がってから変化はありました?
私は山あり谷あり滝あり小川ありです。
文学が好き・・・なのかな。
うまく説明できませんが、文学はどの分野にも枝を伸ばしている大きな木で、
私はそこに這いつくばる方向音痴のカブトムシといったところでしょうか。。。
あっちへこっちへ行ったり来たり、目の前の蜜だけを求めてチロチロ歩いてますよ。
(=ω=) おお、うめー。あれ、おれ今どこにいるんだ?ま、いっか。
(=ω=) おっ、こっちも行けるのか?ほっほーい♪
(=ω=) くそう、あっちの枝もうまそうなのに・・・まだこっちが終わってねーんだよう。
私もコメントを頂くことでgreatly励まされております。
もうエッセイタイトル出ました?
こちらは出ました・・・
頑張りましょう!!
かばん
飛べばいいのにねぇ飛べないんじゃ
無題
授業内容すごいですね...
すごく難しそうですが、
とても興味がそそられます★
この間はレスして下さって、
ありがとうございました!^^
どんな形で児童文学に携わりたいか、
と 質問して下さいましたが、
実際児童文学に関する職業について
あまり知らないのが現状です...(;_;)
とにかく、児童文学を
読むのが好きなんだと思います。
私は今1回生で、来年から
文学のコースへ進もうと考えています。
留学も考えているのですが、
今のこの英語のskillで留学しても
いいものかどうか...
本当にいつもいつも、
かばんさんのblogを読んで
たくさんの刺激、元気を
もらっています!^^
頑張ってください★
長々とすみません、
それでは 失礼します。
すごく難しそうですが、
とても興味がそそられます★
この間はレスして下さって、
ありがとうございました!^^
どんな形で児童文学に携わりたいか、
と 質問して下さいましたが、
実際児童文学に関する職業について
あまり知らないのが現状です...(;_;)
とにかく、児童文学を
読むのが好きなんだと思います。
私は今1回生で、来年から
文学のコースへ進もうと考えています。
留学も考えているのですが、
今のこの英語のskillで留学しても
いいものかどうか...
本当にいつもいつも、
かばんさんのblogを読んで
たくさんの刺激、元気を
もらっています!^^
頑張ってください★
長々とすみません、
それでは 失礼します。
hamahさん
こんにちは!
コメントありがとうございます。
あらら、ご丁寧にお礼の言葉まで・・・恐縮です。(=ω=)おっ...おう
文学のコースは授業内容をしっかり吟味してから選ばないといけませんね。
純粋に授業を楽しむものか、その先にある得たい知識の前に必要な予備知識を詰め込むのか、など、考えることはたくさんありますね。日本の大学は2月で終わりですものね、もう2回生はすぐそこじゃないですか!頑張ってください!
留学できるチャンスがあるのなら、ぜひとも頑張ってほしいと思います。
私は日本の大学をよく知らないのですが、毎年個性が全く違いますが、こちらの交換留学生たちは(良くも悪くも・・・)みんな生き生きとしていますよ。
最後に、私も児童文学に関する職種というのは、まだまだ見えていません。
ですが今勉強していることが必ず必要になるということだけは自覚しています。
児童文学を楽しむ時間が全くないのが現状ですが、日本に帰った時に図書館で「ああ、これ全部読みたい」と初心に帰りました。
好きな作家は誰ですか?色んな人に多くを語れるくらい、本と一緒に過ごしてくださいね。
きっと人生変わりますよ。
にゃろめ…(=ω=) ←経験者
あらら、何だか上から目線でごめんなさい。
大学生、お互い頑張りましょうね!
手伝えることがあればいつでも連絡くださいね。
ではでは、長文失礼しました。
かばん
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