忍者ブログ
寄り道したっていいじゃない ~from Canterbury~
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

スピーキングクラスの女子を飯に誘った。

この学校のクラスはいつも22時に終わり、ゆっくり話が出来ないのが残念である。
気の合う仲間とはよく飲みに行っていたのだが、最近はめっきり。寂しい。
まあとにかく、今夜は久しぶりにクラスの人を飯に誘った。
彼女はイングランドで芸術関係の学校に進むそうだ。
専攻は写真で大学では映像の勉強をしていたそうだ。

いろんな花を咲かせる中、彼女が写真に求め感じるものが、
私の専攻である児童文学にも共通しているということを見出した。嬉しかった。
なんでも、写真は撮った人の記憶であり、そこにドラマが存在する。
方法は違えど、文字や映像と同様、
人に訴えたいものを一枚の写真で表現することが一番の魅力であり、
その写真を眺めることでその世界に入り旅が出来る、
自分が立っている場所から知らない街に意識を飛ばすことが出来るのだと話してくれた。

私の場合は文字を追うことで、
映像や音、匂いや触った感覚を自分の中に生み出し、
そこに登場人物の感情や人間関係、はたまた変わらぬ歴史や自然の道理が私たちを翻弄し、
そこから引き起こされるドラマに配役される喜びを感じる。
こればっかりは本を読まないと分からない愉しみだろう。
そんな私は本を持った瞬間からその世界の虜になったのだろうと思う。

本と自分を繋ぐ手が、自らを全く知らない世界へ繋ぎ、
私たちを大冒険へと誘ってくれるのだ。
ただ並んでいる文章には何の力もない、
だが、それを読む人間がいて初めて文字に命が生まれ、
そこから無限大の物語が始まるのだ。
より多くの子供たちが本の魅力に気付いてほしいばかりである。

ったく~おめえ何様だよクリック→ 
PR
久しぶりに大泣きした夜。

「かばんからのプレゼント」を贈ってもらった。
エスティマで練習するみんなの声を聞いているのが耐えられず、思わず車を飛び出してしまった。
肌にまとわりつく夏の湿った風と蝉の鳴き声、
そしてくっきりとウサギの餅つきが見えたお月様を眺め、
いろいろな思いにふけりながら夜道を歩いた。
やっぱりダメであった、最初から最後まで涙腺緩みっぱなし。
曲が終わると、これまた恒例の反省会が始まった。
それを傍で聞いている時はいつも笑顔が飛び交う。
エンジンをかけてからは「シアワセ」を聞いて余韻に浸った。
この曲は居酒屋とマックの曲(=今日も大好きでした) なのだけれど、
私はどうしても今夜かけたかったのだ。

この二日間は精神が不安定だったのだろうか。
泣いたり笑ったり怒ったり喜んだりと心がせわしなく動いていた。
最後は自分で自分が嫌になった感情が生まれてしまった。
車で叫んだり思いっきり泣いたりと、
今考えたらなんて恥知らずでわがままな人間であったのかと思ってしまう。
あんなに悲しい思いをするくらいなら運転なんてしてくないと、一瞬考えてしまった。
だけれど時が経つとそんなのどうでも良くて、
ただ自分が寂しくて寂しくて仕方なくて、
それがあんなにも傲慢な気持ちを作ってしまったのだろうと思う。
みんなは地位も経験もある立派な社会人だというのに、
一日歩き回って疲れているのに、
明日は朝早くから仕事が待っているというのに
最後まで笑顔を絶やさずにこんなばかちんに付き合ってくれた、
それなのにこのばかちんの最後の態度ときたら。
本当に申し訳ない。ごめんなさい。大好きです。

おそらく自分の知らないところで留学のプレッシャーがあったのだろうか。
昨日の今日だから仕方がないにしても、この気の変わり様は表彰ものである。
今夜はお馴染みのメンバーがいつもの場所に集まった。

大好きな仲間が目の前にいるだけで、私は幸せだった。
マックが、普通のスーパーマーケットがあんなに楽しい店に大変身してしまうのだから、
みんなの力は笑いだけで説明が付くような半生なものではない。
一人数百円の焼きそばだって、忘れられない思い出を作ってしまうのだから、
私は本当にあの仲間が大好きなのだろうな。
病み上がりのお腹はどこへ行ったやら。
陽水が、都はるみが、中山美穂が、一瞬にしてみんなの引き出しに収まった。
年を重ねた兄さま姉さまには敵わないと、
笑い転げた20代の私たちはまた笑い皺が増えてしまった。
ちょっと頑張りすぎで両手の親指が筋肉痛だけど、
こんなところは滅多にならないからこれまた良き思いでなり。

そういえば、大学から通知が来ていた、
そういえば、寮の申し込みを済ませたのだった、
そういえば、私は9月に日本を離れるんだ、
ああ、そうだった、と早朝に目が覚めた今朝まで実感が湧かなかった。

ふう。親友には迷惑を掛けてしまったかもしれない。
でも、9ヶ月ほど顔を合わさないのだから少しぐらい我慢してやってほしい。
いろいろ雑念はあったとしても、どんな時でも心が無条件であなたを受け入れるんだ。
真剣に向き合ってきたあなただから、
友達になって言葉を交わす仲になったというだけで涙が出るほど嬉しいんだ。
「何もしてないよ」なんて言っていたけれど、実は私もよく分からないんだ。
リンゴが赤いのが当たり前のように、雲が白いのが当たり前のように、
甘い部分も渋い部分も、花風が吹く空も、太陽が隠れるお天気雲もぜーんぶひっくるめて、
私はあなたが大好きみたいだから、それで納得してもらえるかな。

赤の他人が泣くのはおかしいかもしれない二人の問題なのに、
なんでかばんがって思うかもしれないけれど、そんなこと思わないでね。
もちろん、細かな事情も知らないのに勝手に勘違いして涙を出すのは普通ではないよ、
私が口を出すこともないし、聞き出すこともない。
でも、すべて説明が付くことが一つあったじゃない、
あなたが声を出して泣いた、それで十分じゃない。
もちろん、そんな事実があったのは知らなかった、
知らなかったらハンドルを握りながら泣いたりしないよ。
そう考えると、やっぱり勝手に思いをめぐらせてしまったのかな、ごめんね。
でもね、あなたが悲しい顔をして、
大好きな人にしがみついて震えていたのかななんて考えただけで、
私は苦しくて仕方なかったんだ。
どうか、二人積み重ねた時間が少し熱く固まってしまった氷を優しく溶かしてくれますように。

私には何も出来ることはないけれど、どうかいつも笑っていてほしい。
海を隔てても、今まで通り繋がっているのは分かっているよ。
だから、寂しくはないんだけれど、
それは嘘だけど、また一緒にご飯を食べに行こうね。

あ、言った傍から・・・さっそくお誘いが届いたわ

関西風万歳


ありがとう。

今日も大好きでした

Now
UK Now


Click for ロンドン, United Kingdom Forecast

Japan Now


Click for 東京, Japan Forecast
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ランキング
ぽちっと応援クリック
お願いします




みんなの英会話奮闘記

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村

Thank you !!
Plofile
HN:
かばん
性別:
女性
自己紹介:
浪人・短大と心も体もふらふらした後にたどり着いた修行の場「翻訳学校」も単なる通過点であり、人生を決める出逢いを果たす幸運に恵まれる。寄り道ばかりしてきたが23歳にしてやっと自分の「夢道」を見つける。

夢は児童文学研究家
UKで英文学を学ぶ

2007年-道のりはこっち→ (=ω=)


・だいぶ図太くなりました

・孤独と個人化が同居中

・分析屋です

・aikoは心の一部 いつもありがとう

・目指せハーマイオニー

・でもやっぱり私はまる子
Mail
ayu_bkbg@hotmail.co.jp
Thank You!!
|ω=) ボ ソ ッ
Twitter
「かばんのひとこと英会話」発信中



follow me (=ω=) こっちだ
最新コメント
[02/26 トム(36歳・3年生)]
[02/24 michi]
[02/23 hahiu]
[02/22 hahiu]
[02/22 Endeavor]
[02/20 hahiu]
Books
ブログ内検索
カウンター
クリック募金
(`・ω・)ノ 電源切る前にポチ


1クリック×8サイト×1週間=8円

1クリック×8サイト×1か月=240円

1クリック×8サイト×1年間=2880円

ランキング
忍者ブログ [PR]
sozai:Fine Template:hanamaru.