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寄り道したっていいじゃない ~from Canterbury~
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みなさまこんにちは、かばんです。



ケネス・ブラナー監督、シェイクスピアの「恋の骨折り損」

まずはこの映画の予告編をどうぞ。


さて、イントロは映画の予告編でした。


今回は引き続き、シェイクスピアの映画作品プレゼンについてのお話です。


まずは、朝に戻りましょうか。


今朝の朝ごはん。




空腹で頭がフラフラでした。


さてさて、ご報告。


「ヘンリー5世」リトゥンばいシェイクスピアのプレゼン

いやーーー


すべりました(えー


昨夜はトピックが他と似たものになってしまう、あああどうしよう。。。。

なんて書いてましたね。


それから(2時半ごろ)リサーチした部分を読み直し、

なんとか違うアングルで自分の話せることが見つかりました。

いやー良かったー。


そして翌朝みんなで会って少し打ち合わせをしてね、

うん・・・かなり準備できてるっぽいのね。


一方、私はというと、

何せ当日の朝にまとめたもんだから全然練習もできなくてさ・・・

いざ本番、といってもシリアスなものじゃないからかなり肩の力は抜いていたけども、舌が回らなかった。


みんなが5分の原稿を読むのに対し、私はたどたどしい英語で2、3分で終わり。

見せるはずのビデオも一つ抜かしたし・・・何やっとんじゃいって話です。


終わってから、スピーチ原稿(ってほどでもないけど)に落書き・・・ 乱筆そーリー




・・・


ちなみに「ばか野郎」はSTUPID BASTERDでしょうか。わはは


さて、良い機会なので、私が今日話したことをご紹介します。

みんなが男性像や王様の象徴するもの、映画と現代像、宗教、というようなアカデミックな内容に対し、

わたくしかばんは、映像効果という(まあ大事な要素よ)

シェイクスピアには直接関係ない内容について少しお話しました。


だってねー、その時はこれしか残ってなかったのよ。

ほかのグループは「歴史的英雄か、それとも戦争犯罪人か」や「脇役キャラクターの位置づけについて」

とあるから、それは選べなかったし、よしとしましょうね。


さて、まずは監督の紹介から。


日本ではこの役が有名かなしら。



ハリーポッターと秘密の扉でのインチキ教師「ギルディロイ・ロックハート」

ソース




はい、ケネス・ブラナーさんです。

うぃきぴでぃあによると、23歳の時にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに所属し、
 
多くの作品に出演しているシェイクスピア役者で有名な俳優さんだそうです。

日本でも公演したことがあるらしいよ。


もちろん、俳優としても名高いお人よね。


そしてブラナーさん、ヘンリー五世でアカデミー賞監督賞、にノミネートされたんだって。


そんな彼が主演・監督したのはこの作品に続き、

から騒ぎ(1993年)

オセロー(1995年)

ハムレット(1996年)ケート・ウェインスレットのね

恋の骨折り損(2000年) この日記のトップ

お気に召すまま(2006)



さて、本題です。

今回、重点を置いたのは1944年に作られた「ヘンリー5世」ローレンス・オリヴィエ監督との比較です。


まずは、戦場のイメージから。


■ オリヴィエ-

晴れ渡った青い空





■ ブラナー- 

雨雨、どんよりとした雲で覆われる暗い空




ソース



そして王様、戦士たちの姿

■ オリヴィエ

泥や血など、強烈なイメージは一切なし



ソース

■ ブラナー

泥だらけ、血だらけの顔、雨でずっしりと濡れた鎧



ソース


オリヴィエ監督のヘンリー5世は

ストーリー、純粋なヒーロー像が強調されており、視覚からは特に強いイメージが見えないよね。


一方ブラナー監督の方はというと、

とても現実的、強烈な印象を受けるよね?

これは監督の「戦争反対」というメッセージが視覚で訴えられているよね。

戦場での肉体的疲労、戦士としての過酷な現実、などが見てとれます。


これは、1980年代にイギリス、フランス間であったフォークランド紛争が背景にあると、

監督自身が語っていたそうです。



さて、ここで私が強調したかったことです。

ブラナー監督の優れたカメラアングルの持つ意味。


オリヴィエ監督が広く、開けた背景イメージ(パノラマね)が強いのと対象に、

ブラナー監督の作品はキャラクターの個人性を重要視しているんだ。


ここから、深い同情、また哀れな戦争像が強調されていると考えられるそうです。


20,000の軍隊を構えるフランスに対し、7,000のイギリス。

前夜、王は変装して心身ともに崩れそうな戦士たちの本音を聞き周り、

戦い直前、彼らを励ます演説をするのね。


そのときのヘンリーが入ってくる前のシーンのアングルに大きく違いがあるんだ。

オリヴィエの方は、まあ遠い遠い。

王が入ってきて、彼にズームすると思ったら、そのまま継続でパノラマの映像。



一方、ブラナーの方は、まず、話す3人のアップシーンから始まる。

で、その3人がスピーチの途中で名指しされて、王の人間性が垣間見えれるよね。


そして、もうひとつ特に注目なのは戦場でのクライマックスのシーン、

キャラクターそれぞれに視点を集め、なおかつスローモーションで取られているんだわ。

剣が重なるたびに、髪から水が跳ね、頬の筋肉も揺れ、っていう細かなところも見れる。


演劇を映画に巧みに盛り込んだ、翻訳した、監督だ。というものでした。


興味がある人は有名なスピーチシーンをyoutubeで実際に比べてみてはいかがでしょう(。・w・。 )

オリヴィエ監督の方はSt. Cripin's day speech、

バナード監督の方はHenry V Speech to the troops

で見ることができます。


最初の予告編を見た後にヘンリー5世を観たら分かると思うのですが、

ヘンリー5世は原文に忠実です。


つまりはなーにいってんだかさっぱり分かりませんってことですね。

いや、ゼロではないけどね。きつかった。



今回はあくまでも映像、イメージなので内容は問わないでね・・・

ちょとね、そこまでリサーチはしていないのですわ。



あ、そうそう、プレゼンではね、ここまで詳しく話せませんでした(´-д-`)

スピーチの映像も見せるの忘れたのさ。


まあいいよね、いまこうして自分の中に吸収してるものね。うん。



さて、みなさん、シェイクスピアの映画ちょいと観る気になったかしら。


ああ、あっという間に週の後半に突入だわ・・・





いつもありがとう。応援してね。失敗は成功の元さ →   

きゃー!昨日は100ポイント頂きました!どうもありがとうございました!うれしいです。うしし


今日のプレゼンでね、あるグループの二人が机の上に座って、

足を組んだり、ぶらぶらさせたりしながらプレゼンをしていました。こりゃ日本じゃ考えられないね。

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無題
こんにちは^^

うわ~私、ケネスブラナー大好きです!
彼、どんな役もこなしますし♪
この映画もすっごく観てみたいです。

ロックハート先生役ですね~
でももう出てくる気配はないかな~?って思うとちょっと寂しい。
結構あの役も好きだったんです。
ハーマイオニーを虜にしたんだからすごいですよね?!笑
Ayuko URL 2009/11/26(Thu)11:29:10 edit
Ayuko

こんにちはー。
私はハリーで観たのが初めてだったかな。
フランケンシュタインで「こんな有名な原作で主演なんて…実力派なんだろうな」くらいにしか思ってなかったのにね…
今回調べて主演、監督共にこなす才能豊かなお人なのね、と新たなまなざしを向けております。

ハーマイオニー!!そうね!!!
彼女を夢中にさせた人だったわね(笑)

初心に帰るぞー。
目指せハーマイオニー!!

かばん



>こんにちは^^
>
>うわ~私、ケネスブラナー大好きです!
>彼、どんな役もこなしますし♪
>この映画もすっごく観てみたいです。
>
>ロックハート先生役ですね~
>でももう出てくる気配はないかな~?って思うとちょっと寂しい。
>結構あの役も好きだったんです。
>ハーマイオニーを虜にしたんだからすごいですよね?!笑
【2009/11/27 09:33】
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浪人・短大と心も体もふらふらした後にたどり着いた修行の場「翻訳学校」も単なる通過点であり、人生を決める出逢いを果たす幸運に恵まれる。寄り道ばかりしてきたが23歳にしてやっと自分の「夢道」を見つける。

夢は児童文学研究家
UKで英文学を学ぶ

2007年-道のりはこっち→ (=ω=)


・だいぶ図太くなりました

・孤独と個人化が同居中

・分析屋です

・aikoは心の一部 いつもありがとう

・目指せハーマイオニー

・でもやっぱり私はまる子
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